分相法ポーラスガラス(Minute-phase porous glass)
環境レジリエンスのポーラスガラスの特徴
当社が独自で開発した技術により孔径が4[nm]~200[μm]まで正確に制御されたシャープな細孔のポーラスガラスを製造することができます。また、エッチング法で作っているため強度も強く孔の大きさも揃っていてピンホールもありません。
孔の径・表面・形状を用途に応じて自由にコントロールすることにより、吸着剤として極めて優れているポーラスガラスから非特異性の吸着がなく300[nm]の超長鎖の核酸を合成することができるポーラスガラス等多様なポーラスガラスを製造することができます。
製品としては、用途により粒状・板状・管状のポーラスガラスがあります。
製品紹介パンフレット(PDF)
用途
バイオメディカル材料
- 核酸合成担体素材(Nucleic acid Synthesis Carrier)
- 300[nm]の超長鎖用の担体を開発することができた。
- DNA合成担体
- ブローブ・オン・キャリア型DNAチップ
- バクテリア直接顕微法素材
セシウム吸着剤(PG吸着剤)
ポーラスガラス1㎏あたり50gのセシウム(元素換算)を吸着。
ゼオライトより透水性が高く、実用的なカラム法での水の浄化が可能です。また、吸着速度が速く数分以内でほぼ吸着が終了するなど、ゼオライトに比較して極めて優れたセシウム吸着剤です。
プルシアンブルー担体なしで海水中からセシウム・ストロンチウムを選択吸着できます。
セシウム・ストロンチウムを良好に吸着することができており、他の様々な物質についても良好に吸着することが期待できます。
認証システム(PG-ID)
ポーラスガラスのスピノーダル構造の特異性を利用した認証システムを横浜国立大学と共同で開発、システム化しました。
化学用途
- クロマトグラフィー充填剤
- 液体クロマトグラフィーのガードフィルター
- ガス・液体用の分離膜
- カーボンナノチューブ(CNT)の合成基板
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